【POS市場】大手コンビニの入れ替え需要で17年度は急拡大

 矢野経済研究所の調べによると、2017年度の国内のPOSターミナル市場規模(メーカー出荷ベース)は、台数ベースで前年度比52.8%増の22万6008台、金額ベースで57.3%増の762億9400万円と急拡大した。大手コンビニエンスストアのPOS入れ替えが相次いだことで一時的に需要が拡大した。

 急拡大の反動から、18年度の市場規模は台数ベースで18.0%減の18万5320台、金額ベースで19.5%減の614億1600万円となる見込みだ。ただ、過去のPOSターミナル市場は年間出荷台数が12万から15万台の水準で推移しており、その水準は大きく上回る。これは、コンビニチェーンのPOS入れ替えが続くことや19年の消費税率引き上げに伴って食品に軽減税率が導入されること、新たな決済サービスへの対応などが更新需要を底上げするため。

 19年度までは18万台規模の高水準の出荷が続き、20年度になって落ち着きそうだと同研究所では予測している。