【国内飲料市場】18年度は2.8%増の5兆2500億円の予測

 矢野経済研究所は2018年度の国内飲料市場(メーカー出荷額ベース、牛乳・乳飲料を含む)が、前年度比2.8%増の5兆2500億円になりそうだとの予測を発表した。

 今年は関東での梅雨明けが早く、最盛期となる夏場も全国的に記録的な猛暑となっており、飲料需要を押し上げる。熱中症対策としてスポーツドリンク需要が急増していることもあり、市場規模は4年連続で拡大しそうだ。

 17年度は0.5%増の5兆1050億円となったようだ。7月までは猛暑の後押しもあったが、8月に入ると東日本を中心とした長雨などの影響を受けたことで飲料販売は低迷した。行楽シーズンの10月が長雨に見舞われたこともマイナス要因となった。

 カテゴリー別では日本茶飲料や野菜飲料、豆乳、ドリンクヨーグルトなど健康を印象づける飲料分野が拡大した。また、サントリー食品インターナショナルが17年4月に発売した「クラフトボス」をきっかけにペットボトル入りのコーヒー飲料がヒット。微増ながらも全体の市場規模は前年度を上回った。