【ラオックス】上半期は8億円の営業赤字、最終損益は黒字化

2018/08/17 09:45
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 免税店大手のラオックスが発表した2018年12月期上半期(1月から6月)の連結業績は、営業損益が8億円の赤字(前年同期は10億円の赤字)だった。

 5月にギフト店運営のシャディを連結子会社化したことで、売上高は前年同期比64.2%増の462億円に伸びたが、シャディの株式取得関連費用や人件費の増加などが利益を圧迫した。ただ、シャディ子会社化による負ののれん発生益など約32億円の特別利益を計上したことで、前年同期に11億円の赤字だった最終損益は4億円の黒字に転換した。

 主力の免税店などリテール事業は訪日外国人客の増加で、売上高は18.4%増の272億円、営業利益は前年同期の2400万円から7億4900万円に大きく伸びた。

 18年12月期通期では、売上高が前期比86.6%増の1200億円、営業利益は約7.2倍の10億円を見込んでいる。

 

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