【ファミマ】書店一体型店舗の展開で日販グループと提携

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ファミリーマートはコンビニエンスストアと書店の一体型店舗の展開を目的に、出版取次大手の日本出版販売(日販)の100%子会社、NICリテールズ(東京都千代田区)と提携した。NICリテールズは日販グループの書店9社を統括する。

 提携の第1号店として8月2日、日販グループの積文館書店(福岡市)との一体型店舗「ファミリーマート積文館書店三日月店」を佐賀県小城市にオープンした。同店は積文館書店の既存店を一体型店舗に改装したもので、売り場面積は約160坪(約528平方メートル)。うち60坪がコンビニエリア、100坪が書店エリアとなる。イートインコーナー11席とカフェコーナー18席を設け、店内で購入した商品を食べたり、書籍や雑誌を読んだりできるようにした。児童書を揃えたキッズスペースも設けた。取り扱いアイテム数はコンビニが約3000品目、書店が約8万冊。

 積文館書店は書店28店舗のほか、「TSUTAYA」5店舗を展開している。

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