【スタートトゥデイ】営業利益26%減、通期予想は据え置く

2018/08/03 15:35
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 ファッションECサイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイが発表した2019年3月期第1四半期(18年4月から6月)の連結業績は、売上高が前年同期比23.8%増の265億円、営業利益は26.4%減の58億円と増収減益だった。

 主力のゾゾタウン事業の商品取扱高は18.0%増えたが、平均商品単価が3.6%、平均出荷単価が4.8%、それぞれ下落した。採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を従来のセンサー式からマーカー式に変更し、4月27日から大量配布を開始したことで宣伝広告費が大幅に増加、物流費が上昇したことも利益を圧迫した。

 ゾゾスーツは7月末で配布枚数が112万枚を超え、7月から販売を開始したプライベートブランド(PB)のビジネススーツとシャツのセットの受注件数は同月末で2万2459セットとなった。PBの売上高は第1四半期では1億1000万円にとどまったが、8月以降ネクタイや女性向けコートなどのアイテムを順次追加、通期では200億円の販売を計画する。

 通期の業績予想は据え置いた。19年3月期の売上高は前期比49.3%増の1470億円、営業利益は22.4%増の400億円を見込む。

 

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