【コンビニ売上高】12月の既存店は1.2%増、18年は0.6%増

2019/01/22 15:30
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 日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストアの2018年12月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.2%増だった。クリスマスなど年末商戦が好調だったことに加えて、カウンター商材や総菜、冷凍食品など中食の販売が増え、2ヵ月連続で前年実績を上回った。客数は1.1%減と2ヵ月連続のマイナスだったが、客単価が2.3%増と2ヵ月連続で増加した。

 

 大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが0.8%増で2ヵ月連続のプラス、ファミリーマートは1.6%増で2ヵ月連続のプラス、ローソンは0.3%減で3ヵ月連続のマイナスだった。

 

 一方、主要コンビニの18年の年間売上高は10兆9646億円で、全店ベースで前年比2.9%増、既存店ベースでは0.6%増だった。既存店ベースで前年比プラスとなるのは2年ぶり。5月は大型連休中の低温、10月はたばこ増税の反動減の影響で前年割れとなったが、そのほかの月はプラスを維持した。12月末現在の店舗数は5万5743店舗だった。

 

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