【大塚家具】貸会議室のTKPと資本業務提携、約10億円を調達

2017/11/08 11:00
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 大塚家具は11月6日、法人向け貸会議室事業のティーケーピー(TKP、東京都新宿区)と資本業務提携すると発表した。

 

 TKPへの第三者割当増資を行い、約10億円を調達する。払込期日は11月21日。TKPは大塚家具の発行済み株式の6.65%を所有する第3位の株主となる。調達した資金は、商品の仕入れ代金や賃借料の支払いなど運転資金に充てる。

 

 業務提携については、TKPが運営する施設のインテリアの企画や家具の納品、顧客の相互紹介、大塚家具が所有・賃借する物件でのTKPの貸会議室運営などを検討する。

 

 大塚家具が同日発表した2017年1?9月期の業績は、売上高が前年同期比9.1%減の312億円、営業損益は40億円の赤字(前年同期は37億円の赤字)、純損益は58億円の赤字(同40億円の赤字)だった。

 

 17年12月期通期では、営業損益は43億円の赤字、純損益は63億円の赤字を見込んでいる。

 

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