【ヤマダ電機】電気自動車販売へ、ベンチャー企業と資本業務提携

2017/11/02 17:00
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 ヤマダ電機は電気自動車(EV)の販売事業に参入する。同社は10月31日、小型4人乗りEVの開発を進めるベンチャー企業、FOMM(川崎市)と資本業務提携を結んだと発表した。

 

 ヤマダ電機ではEVを「21世紀の新しい家電」と位置づけ、同社の店舗ネットワークを生かしたEVの販売や充電、カーシェアリング、省エネ住宅事業との連携など幅広いサービスの展開を視野に入れる。

 

 FOMMは世界最小クラスの4人乗りEVを2014年に発表、16年にはタイに現地法人を設立し、18年後半からのタイでの販売開始に向けて生産準備を進めている。同社が開発したEVは水に浮いたまま水面を移動できる特徴を持っており、水害の多い地域でも安全に移動できることをアピールしている。

 

 ヤマダ電機は今回の資本業務提携に伴う出資額などについては明らかにしていない。

 

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