【訪日外国人客】土産代のうち食品類は2897億円、11%の増加

2017/07/12 10:00
Pocket

 農林水産省の発表によると、2016年に訪日外国人客が土産物などとして持ち帰った食品類の購入額は2897億円で前年比11.3%増だった。内訳は菓子類が1308億円、その他の食料品・飲料・酒・たばこが1589億円だった。

 

 観光庁の「訪日外国人消費動向調査」を基に農水省が推計した。訪日外国人客の日本滞在中の旅行消費額は7.8%増の3兆7500億円だったが、消費対象が“モノ”から“コト”へ移りつつあることなどから、土産物などの買い物代は1.9%減って1兆4261億円となった。

 

 買い物代に占める食品類の割合は、前年の17.9%から16年は20.3%に高まった。国別でみた食品類の購入額トップは中国で、菓子類で507億円、その他の食品類で536億円、全体に占める割合はそれぞれ38.8%、33.7%だった。

 

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態