【消費支出】9月は実質2.1%減、7ヵ月連続のマイナス

2016/11/07 00:00
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 総務省が発表した9月の家計調査(速報)によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり26万7119円で、物価変動の影響を除く実質ベースで前年同月比2.1%の減少だった。8月(4.6%減)より下落幅は縮まったが、7ヵ月連続で前年割れとなった。

 

 台風など天候不順の影響で「被服及び履物」が13.6%減となったほか、外食支出が減り「食料」も2.0%のマイナスだった。設備修繕など「住居」(16.9%減)も下げ幅が大きかった。反対に「光熱・水道」(2.5%増)、「家具・家事用品」(7.7%増)などの支出は増加した。

 

 勤労者(サラリーマン)世帯の消費支出は0.3%減で5ヵ月連続のマイナスだった。実収入は2.7%増で2ヵ月連続の増加だったが、支出は伸びなかった。

 

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