【三菱商事】ローソン子会社化を検討、上場維持を前提

2016/09/16 17:00
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 三菱商事は9月15日、公開買い付けによりローソンを子会社することを検討していると発表した。

 

 同日付けの一部報道を受けて、検討の事実を認めた。上場維持を前提とするとしており、全株式を取得する完全子会社化ではなく、過半数の取得を目指している模様。

 

 今年2月末時点で三菱商事はローソンの株式の33.4%を保有する筆頭株主で、6月1日付けで社長兼COO(最高執行責任者)に就任した竹増貞信氏は三菱商事から2014年5月にローソンに転じた。

 

 9月にファミリーマートとサークルKサンクスが経営統合したことで、ローソンはコンビニエンスストア業界2位の座を奪われた。三菱商事は資本関係を含めてローソンへの関与を強めることで、同社の収益力を高める狙いがあるものと見られる。

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