【消費支出】 7月は実質0.5%減、5ヵ月連続のマイナス

2016/09/02 00:00
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 総務省が発表した7月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり27万8067円で物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比0.5%の減少となった。マイナスは5ヵ月連続。

 

 主要項目では、「食料」(0.9%増)や「家具・家事用品」(9.1%増)が2ヵ月ぶりの増加となったほか、住宅修繕などの「住居」(8.2%増)も4ヵ月ぶりにプラスとなったが、軽自動車の燃費不正問題の影響で自動車購入が減っている「交通・通信」(8.5%減)、「衣服及び履物」(7.0%減)、旅行など「教養娯楽」(3.3%減)の落ち込みが響いた。

 

 一方、勤労者(サラリーマン)世帯の1世帯当たりの実質収入は57万4227円で、1.8%の減少だった。世帯主、配偶者とも収入が減り、2ヵ月ぶりのマイナスとなった。消費支出は30万2422円で3.5%減だった。

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