【アスクル】ビルの空きスペースなどに在庫保管の実証実験

2018/07/06 16:50
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 アスクルは7月12日、ビルの空きスペースなどに在庫を一時保管する新たな配送モデルの実証実験を始める。

 三井不動産が運営する複合ビル「東京ミッドタウン」(東京都港区)の空きスペースに法人向け通販商品の一部を在庫、注文を受けるとすぐに届ける。

 アスクルでは通常、客からの注文に応じて全国9ヵ所の物流センターから商品を出荷している。新モデルでは、需要予測に基づいて注文の多い商品をあらかじめ一時保管スペースに配送。注文を受けるとその保管スペースから台車で運んで、客に届ける。人手不足の解消やトラックの二酸化炭素排出量削減につながると見込んでいる。客にとっても、配送のリードタイムが短縮されるメリットがある。

 東京ミッドタウンでの実証実験では、一時保管スペースからの配送は佐川急便が担当する。新モデルでの配送対象エリアや対象商品は、順次拡大していく予定。

 

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