「過去の失敗を清算する」

2018/10/23 09:40
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 首都圏を中心に家具・ホームセンターを展開する島忠(埼玉県)が構造改革に取り組み始めた。

 島忠の業績はここ数年、低迷している。岡野恭明社長は「短期的な利益を出すため、削れるものがあればとにかく削るという発想が強かった。しかし削るものもなくなり、ここ数年は収益性が悪化してきた」と打ち明ける。

 構造改革は2018年8月期から着手。過去の失敗の清算として、滞留在庫の処分、不振店の資産減損処理、既存店の修繕に36億円を特別損失として計上済みだ。これまでホームセンター、家具・ホームファッションを競い合わせることで売上拡大を図ってきたが、この手法が通用しなくなってきたため、一体運営化も進めている。

 島忠は19年8月期から21年8月期までの3カ年に269億円をかけて、店舗開発(新店・増床・新業態導入)、業態開発(テナント導入・新業態導入)、コスト構造改革(粗利益改善・販管費抑制)、経営インフラ整備(IT・人事)に取り組むとしている。(S)

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