「昔と逆で今はホームセンターが他業態からシェアを奪われている」

 長野県を地盤にスーパーセンターやホームセンターを展開する綿半ホームエイド(御堂島司社長)。国内ホームセンターの市場規模は4兆円弱で伸び悩んでいる。かつてホームセンターの成長期には他業態からシェアを奪ってきたが、今はその逆で他業態から浸食されてきているという。


 綿半ホームエイドはホームセンターを展開してきたが、10年以上前から加工食品・日配品・生鮮食品を加えたスーパーセンター業態に軸足を移した。きっかけは旗艦店舗の売上低迷だった。この転換が成功し、業績は好調だ。M&A(合併・買収)にも積極的で、買収した企業の店舗のスーパーセンターへの転換も進めている。

 

 一方、ホームセンターの中には“本業回帰”とでも言えるDIY再強化に取り組む企業もある。ネット通販の拡大やドラッグストアの攻勢のなかで、どのように成長の道筋を描くのか――。業態の垣根が崩れるなかで、ホームセンター企業の再定義が必要になってきている。(S)