「『街づくり』を進めていけば、出店余地はまだまだある」

 今年1月、国内店舗数2万店を突破したセブン-イレブン・ジャパン(東京都)。古屋一樹社長は、「これからも店は増やせるのか」という問いに、こう応じる。

 

 同社の出店政策は、一定エリアに店舗を集中させながら店舗網を広げていくドミナント出店方式が基本。「街づくり」というのは、ドミナント出店方式を支えるもう一つの出店政策の考え方だ。出店を担当するリクルート本部と店舗サポートを担当するオペレーション本部が出店地域の情報を共有し、新規出店と合わせて、その地域の既存店舗の品揃えを強化したり、改装・移転したりすることでその地域の全店舗の底上げを図るというものだ。

 

 コンビニの国内店舗数は約5万5000店。飽和が幾度となく指摘されるなか、セブン-イレブンは毎年1000店舗を超える高水準の出店を続けている。2017年度の出店数は1554店舗、閉店数は716店舗。18年度は1500店舗を出店し800店舗を閉鎖する計画だ。19年には沖縄県に出店し、全都道府県での店舗展開を達成する。(S)