ベイシアの下学上達

 JR上野駅前にベイシア(群馬県/橋本浩英社長)のベイシア東京情報センターを訪ねると、1階奥の右側壁に額がかかっている。

 

 下学上達

 

 額の中には、こんな揮毫がある。

 

 辞書を見れば、「身近で容易なことから学んで、だんだんに高度で深い道理に通じること。また、手近なところから学び始めて、次第に進歩向上してゆくこと」とある。

 

 同じような文字が並ぶ言葉としては、「上位下達」(トップダウン)や「下位上達」(ボトムアップ)があるが、これらとはちょっと趣きが異なる。

 

 なぜ、この言葉なのか?

 と聞けば、「マネジメント バイ ウォーキング アラウンド」(巡回による管理:Management by walking aroundMBWA〉)に行き着くのだという。

 米国の流通業で有名なのは、ウォルマート創業者のサム・ウォルトンやコストコ創業者のジム・シネガルが自他店舗を隈なく歩き回って、学んだという故事だ。

 

 しかし、日本でこの長い英語を使っても浸透しないと考えたベイシアグループ創業者の土屋嘉雄氏がこの四字熟語に思いを注入した。

 

「肩書きや職位は関係ない。学ぶべき対象があれば、学べ」という考え方は、グループにいきわたっているようで、最近の同グループ事業会社は疾風迅雷の動きを見せている。

 

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