ホーム   特集&連載    ブログ    阿部幸治のホームセンター総研! 
記事タイトルバナー

第23回

2013年10月29日

ユニー、北欧雑貨ラガハウス展開のねらい

阿部 幸治

 北欧の小売業が続々日本進出を果たしていますね。IKEAは言わずもがな、タイガーも10月2日には関東1号店をオープン。そんななか、ラガハウス(LAGERHAUS)1号店がユニーの大型商業施設『アピタ西大和』内にオープンしました。


 タイガーが都心のファッションディストリクトに出店して、まずは話題先行型であるのに対し、ラガハウスはルーラル立地(奈良県北葛城郡)のSC内に1号店をオープンさせました。この堅実(若干地味)な対応の意図するところは?そしてラガハウスとはどんな店なのでしょうか?さらっとレポートしてみました。

アピタ西大和内にオープンしたラガハウス1号店


 ラガハウスを展開するラガハウスAB社はスウェーデン ヨーティヴォリ市に本部を置く小売業で年少は約34億円(12年度)。百貨店や化粧品チェーンを展開するスウェーデン最大手小売グループのAxstores AB社のグループ企業です。スウェーデン国内に34店舗の雑貨ショップ「ラガハウス」を展開し、今回が初の海外展開となります。


 今回ラガハウスは伊藤忠商事とマスターライセンス契約を結び、ユニーを正規販売店として日本でのビジネスを行います。したがって、ラガハウスの出店はアピタ内、それも自社GMSゾーン内への出店に限られるのです。1号店となった西大和店の売場面積は30坪で本国同様、6つのプライスライン(315円、525円、735円、1050円、1575円、2100円)で、400SKUを品揃え。年商3000万円を目指しています。


 取り扱いカテゴリーは、ハウスウェア(ダイニング・キッチンなど)、インテリア(ファブリック、フォトフレームなど)、ステーショナリー、シーズン品で、価格を見てもわかるとおり、大掛かりなものはありません。ソルトシェイカーやチーズシェイカーが315円、ディッシュクロスやマグカップが525円、クッションカバーが1575円という感じで、「デザインへのこだわりが特徴」とラガハウスのラース・ボナンダーCEOが言う通り、ポップでカワイイデザインの商品が多く、シンプルに並べるだけでも売場で映えます。

マグカップや皿などキッチン雑貨が並ぶ


 ではユニーはこのラガハウスで何をめざすのか? それがナンバー3戦略。ホームファッションがアピタの強みであり1つの軸としてあるなかで、総合スーパー(GMS)大手2強がやらない独自戦略をスピーディに行うということです。これにより20〜30代の新しい客層を取り込むことで、GMSの住関連事業を強化したいわけです。今後14年2月までにアピタ5店舗に出店し、16年2月までにアピタ既存店30店舗に展開する計画です。
 

HCでも参考にしたい、おしゃれなタイルステッカー

Special topics