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第2回

2013年7月23日

【イオンマレーシア】
マレーシア小売業界で売上トップめざす!
2020年100店舗体制に向け出店を加速

Chain Store Age

第2回は、イオンマレーシア(クアラルンプール/メリー・チュー社長)をレポートする。同社は、主力のショッピングセンター(SC)や総合スーパー(GMS)のほかに、食品スーパー(SM)やドラッグストア(DgS)も展開する。現在、マレーシア小売業界で売上3位。売上トップをめざし、出店を加速させている。

取材・文=小木田泰弘(チェーンストアエイジ編集部)

 

SCとGMSが事業の2本柱

 

 イオンがマレーシア市場に参入したのは1984年に遡る。当時の首相、マハティール・ビン・モハマド氏から「マレーシアの流通業の近代化に貢献してほしい」との要請を受け、イオンは現地法人ジャヤ・ジャスコストアーズ(現イオンマレーシア)を設立。翌85年に海外1号店のGMSを出店した。

 

 イオンマレーシアの事業は、SC開発事業とGMS事業が2本柱だ。2012年12月期の売上高は32億5566万マレーシア・リンギット(約1074億円)で、マレーシア小売業界で売上3位。なお、1位は香港資本のジャイアントグループ、2位は英テスコの現地法人、テスコマレーシア、4位は12年に仏カルフールから事業を譲り受けてスタートしたイオンビッグマレーシア(セランゴール州/尾山長久社長)となっている。

 

 イオンマレーシアは、自社開発のSCを15施設、GMSを26店舗(SCの核店舗含む)、食品スーパー(SM)を4店舗、ドラッグストア(DgS)を11店舗展開している。これまで、首都クアラルンプールをメーンにマレー半島中部に店舗を多く展開してきたが、今後は南北に店舗網を広げていくとしている。

 

表●イオンマレーシアの出店計画

開業時期 所在地 SC名称 営業面積 直営面積
2013年秋 ジョホール州 クライSC 4万2200m2 1万7200m2
2014年 ペラ州 タイピンSC 4万500m2 1万6500m2
2014年 ケダ州 スンガイ・ペタニSC 3万8300m2 1万4300m2
2014年 ペナン州 ブキット・メルタジャムSC 4万7700m2 1万7000m2
2014年 ペラ州 クレバンSC 4万7500m2 2万500m2
2015年 サラワク州 クチンSC 5万6408m2 2万958m2

 

 SCは、13年に1施設、14年に4施設、15年に1施設を開業することがすでに決まっている(表参照)。20年にNSCやGMSを含めて100店舗(施設)をめざしている。また、SCの出店と併せて、小型SMやDgSの多店舗展開にも力を入れていく考えだ。

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