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第1回

2013年7月16日

【イオンビッグマレーシア】
カルフールのマレーシア事業を買収
2年以内にハイパーマーケット全店舗を改装

Chain Store Age

イオン(千葉県/岡田元也社長)は現在、グループ共通戦略の1つとして「アジアシフト」を掲げ、中国やアセアン地域の事業展開を加速させている。本連載では、イオンビッグマレーシア、イオンマレーシア、イオンタイランド、そしてイオングループのドラッグストア、ツルハホールディングスのタイ現地法人であるツルハタイランドの4社を取り上げ、マレーシア、タイにおけるイオンの現状を見てみた。第1回は、仏カルフールからマレーシア事業を引き継いで発足したイオンビッグマレーシアの取り組みをレポートする。

取材・文=小木田泰弘(チェーンストアエイジ編集部)

 

マレーシアで売上高第2位に浮上

 

 イオン(千葉県/岡田元也社長)は1984年にマレーシア市場に参入した。子会社のイオンマレーシア(クアラルンプール/メリー・チュー社長)が総合スーパーや食品スーパーなどを展開。同社は現在、売上高でマレーシア第3位の小売企業へと成長している。

 

 イオンは「アジアシフト」において、マレーシアを重要な拠点と位置づけている。

 

 マレーシアの人口は2933万人で、マレー系(約67%)、中国系(約25%)、インド系(約7%)が暮らす多民族国家だ。1人当たりGDP(国内総生産)は9700ドル(約97万円)。経済は「リーマン・ショック」があった2009年を除けば、年率約5%の成長が続いている。

 

 イオンは2012年10月、フランスの小売業大手カルフールとその子会社から、マレーシアの小売事業(カルフール・マレーシア)を取得。社名をイオンビッグマレーシア(セランゴール州/尾山長久社長)に変更し、営業を引き継いだ。

 

 

 カルフールはマレーシアにおいて、ハイパーマーケット22店舗と食品スーパー4店舗(現在は5店舗)を展開していたが、近年、売上高は伸び悩んでいた。

 

 カルフールのマレーシア事業の売上高は16億9770万マレーシア・リンギット(約560億円:2011年12月期)。イオンマレーシアの売上高32億5566万マレーシア・リンギット(約1074億3600万円)と単純合算すると、マレーシア国内で売上高第2位の小売グループを形成することになる。

 

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