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第68回

2013年6月19日

【良品計画】
11期連続増収
経常利益が過去最高益

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 良品計画(東京都/金井政明社長)の2013年2月期決算は営業収益が1883億5000万円で対前期比5.7%増、営業利益は183億5100万円で同18.9%増、経常利益197億6000万円で同22.5%増、当期純利益は109億7000万円で同24%増だった。11期連続の増収に加え、経常利益と当期純利益は過去最高益を達成した。

 

 値下げ率を減らしつつ売上好調だったことから売上総利益率が同0.6ポイント(pt)改善となる46.2%となった一方で、販管費率は36.8%で同0.5pt改善したことが大幅な増益要因。販管費率の改善は、宣伝広告媒体をマスメディアからウェブへと大きく転換したことと業務改善活動によるものだ。

 

 セグメント別の利益で見ると、国内直営事業が同23.6%増となるなど好調で、国内事業計で同20.7%増、148億6800万円のセグメント利益を挙げた。海外事業は、欧州地域事業が景気悪化の影響を受けて、同59.3%減となったものの、好調なアジア地域事業が同38.1%増となるなど、全体で6%増となる18億4800万円のセグメント利益を挙げた。

 

 商品カテゴリー別では、衣服雑貨が同10%増と好調だったが、家具や家電などからなる生活雑貨カテゴリーは2.5%増とやや伸び悩んだ。同社の金井社長は「生活雑貨の再建が経営課題のひとつ。3年間のグランドデザインを策定し、それを着実に進めて、構造的に課題を直していく。高級ではなく良質良品で、心地よい暮らしができることを提案すべく、情報発信を進めている」と今後の方針を語っている。

 

 また店づくりについては「ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)の強化にずっと取り組んでおり、衣料品、食品、雑貨をクロスオーバーした売場づくりにも取り組んでいる。たとえば改装した自由が丘店は非常に刷新感のある売場になっており、坪効率も上がっている」と説明した。

 

 同社は14年2月期、営業収益2062億6000万円(同9.5%増)、営業利益216億3000万円(同17.9%増)、経常利益221億2000万円(同11.9%増)の増収2ケタ増益を見込んでいる。

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