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2012年8月5日

セブン‐プレミアムに端を発した簡便総菜が徐々に売場で拡大

田中 浩幸

 セブン&アイが開発したセブンプレミアムブランドの簡便総菜PBに端を発して、これまで男性客が中心だったCVSの顧客層ですが、次第に女性客の比率が高まってきたといいます。

 

サバの味噌煮など、一人ではなかなかつくれないメニューが用意されています

 セブン-イレブンにおいては、日販60万円前半で横ばいだった売上高が、70万円も射程圏内だということ。モビリティの下がったシニアの購買行動パターンにも、至近距離に展開するCVSの立地はぴったりはまり、数値も好調に推移しているようです。

 

 それに対して、危機感をあらわにしているのがSMです。市場縮小による企業再編も活発化してきている中で、さらに追い打ちをかけるような展開になっています。 ただ、大手企業ではセブンプレミアムに追随して簡便総菜の開発が進んでいます。

 

 画像のように、イオンではPBトップバリュシリーズに加えるかたちで商品をラインアップ。夫婦二人でちょうどいい量と健康バランスを考えたメニューのバリエーションは今後も増える見込みです。

 

 私も試しに買ってみました。毎食がこのような簡便総菜でも私自身の食生活そのものは全く問題ありません。毎回外食という人と比較しても、おそらく栄養バランスは取れているはずです。

 

 しいて危惧することがあるとすれば、そのコスト。さすがに毎食とはいかないかもしれません。 あと一つは単身世帯、いわゆるお一人さま世帯の利用について。あまりにも簡単に美味しい食事ができるようになるため、自炊比率は確実に下がるように思います。詰まるところ、エンゲル係数の上昇と婚期の延長が確実に…。

 

 45歳でいまも独身貴族を謳歌している友人の生活をみながら、こんなことを思ってしまいました。考え過ぎであればいいのですが。

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