【京東集団】日本に購買拠点開設、1年で仕入高2倍を目指す

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　中国の大手EC（インターネット通販）サイト「京東商城（JD.com）」を運営する京東集団（北京市）は9月3日、日本に購買センターを開設した。

　同社は越境ECサイト「京東全球購（JD worldwide）」で日本を含む海外企業の商品を中国人向けに販売しており、購買センター開設によって日本での仕入高を1年で2倍に増やすことを目指す。

　京東集団の流通総額はアリババグループに次いで中国第2位。アリババグループが日本の「楽天市場」のようなショッピングモール型であるのに対して、京東集団はアマゾン・ドットコムと同じように直販が中心で、中国全土に自社配送ネットワークを持っているのが強み。

　購買センター開設によって日本の大手企業からの仕入れを強化するだけでなく、地方特産品の仕入れも積極的に行い、中国におけるプロモーション方法などを支援する。