【外食売上高】7月は0.5%増、単価アップが客数減を補う

2018/08/29 16:42
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 日本フードサービス協会が発表した7月の外食売上高は、前年同月比0.5%増だった。西日本を中心とした豪雨の影響や前年に比べて土曜日が1日少なかったことから客数は1.1%減少したが、価格改定や季節メニューの訴求などで客単価が1.7%増えた。売上高が前年実績を上回るのは23ヵ月連続。店舗数は0.3%増だった。

 主な業態別の売上高は、ファーストフードが2.0%増。そばなどの「麺類」は1.0%減だったが、ハンバーガーなど「洋風」が3.0%増、牛丼など「和風」は2.6%増と堅調だった。ファミリーレストランは0.5%減と前年実績を下回った。「中華」「焼き肉」はプラスだったが、「洋風」「和風」がともに1.6%減だった。そのほか、パブ/居酒屋が5.8%減、喫茶も2.0%減となる一方、ディナーレストランは0.2%増とプラスを維持した。

 大手外食チェーンの7月の既存店売上高は、日本マクドナルドが3.4%増、牛丼の「すき家」が2.5%増、すかいらーくグループが1.8%減、サイゼリヤが5.0%減、ドトールコーヒーが3.0%減だった。

 

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