【喫茶店・カフェ】17年の売上高は4.6%増の6415億円

2018/08/08 14:49
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 帝国データバンクの調べによると、喫茶店・カフェ経営業者1180社の2017年の売上高合計は前年比4.6%増の6415億円となった。16年の8.4%増に比べると伸び率は鈍化したものの、拡大傾向が続いている。

 個人事業者を中心とした小規模業者の売り上げが伸び悩む一方、上位の大手企業は店舗数を増やしており、全体の売り上げ拡大につながっている。売上高100億円以上の大手は10社で、企業数では全体の0.8%に過ぎないが、売上高全体の66.3%を占めている。

 上位10社のうち売上高の伸び率が最も高かったのは「コメダ珈琲店」を展開するコメダで10.7%増。同社は関東、関西、九州でフランチャイズ加盟店を順調に増やしており、ロイヤルティ収入が増加した。3位のタリーズコーヒージャパンもフードメニューを充実させて客単価の上昇に努め、売上高は9.1%増と2ケタ近い伸びを示した。1位のスターバックスコーヒージャパンは6.4%増だった。

 

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