【三井不動産】通訳機で外国人への接客強化、都内4施設で実験

2018/08/03 15:45
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 三井不動産は8月1日、東京都内の4つの商業施設で通訳機を使った接客の実証実験を始めた。世界63言語に対応したソースネクストの通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」を使って、同社が運営する「東京ミッドタウン日比谷」「東京ミッドタウン(六本木)」「汐留シティセンター」「日本橋案内所」の4施設で、8月末まで実験を行う。

 東京都がまとめた調査によると、2017年に東京を訪れた外国人旅行者数は前年比5.1%増の約1377万人で、都内で消費した観光消費額は4.4%増の約1兆1358億円だった。三井不動産では今回の実験を通じて、今後さらに増加が予想される外国人利用客への接客対応の改善につなげる。

 ポケトークは手のひらサイズの通訳機で、機械に向かって話しかけると、翻訳結果を音声で返すとともに、文章を画面に表示する。ソースネクストによれば、ポケトークは空港やホテル、喫茶店などでも利用されている。

 

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