【外食市場】17年は0.8%増の25兆6561億円

2018/08/01 13:20
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 日本フードサービス協会がまとめた2017年の外食産業市場規模(推計値)は、前年比0.8%増の25兆6561億円だった。1人当たり外食支出額が増えたほか、訪日外国人客(インバウンド)の増加や法人交際費の増加傾向などが市場拡大に寄与した。

 飲食店の市場規模は、1.8%増の14兆1581億円だった。内訳を見ると、ファミリーレストランや一般食堂など「食堂・レストラン」が1.6%増、立ち食いを含む「そば・うどん店」が2.7%増、ファーストフードのハンバーガー店など「その他の飲食店」が3.9%増だった。

 ホテル、旅館での食事・宴会など「宿泊施設」の市場規模は国内旅行客数の減少をインバウンド需要が補い、0.2%増となった。

 一方、居酒屋やバーなど料飲主体部門の市場規模は4兆9737億円と前年より0.9%減少した。「喫茶店」は1.6%増となったものの、「居酒屋・ビヤホール等」が1.4%減、「料亭・バー等」が1.7%減だった。

 

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