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第6回

2009年10月12日

クロスMDに有効 ありそうでなかった野菜炒め専用調味料

野菜炒めはイマイチ?!
潜在的な不満を解決する新商品

 

♪ママの作った野菜炒めは、
いつも、いつも、いつも、いつも、
イマイチだ
イマイチだ

 

 日本食研(愛媛県今治市)の新商品『野菜炒め作り』のテレビCMで、大橋のぞみさんが、インパクトのある歌詞で歌ったこのCMを記憶している人もいるだろう。子供の本音を突き付けられて、「やっぱり…」と苦笑した主婦層も少なくなかったと思われる。

 

 同社は、焼き肉のタレやドレッシングなどブレンド調味料のリーディングカンパニー。『野菜炒め作り』を開発するうえで同社は、野菜炒めについて徹底的にリサーチした。すると野菜炒めは食卓への登場頻度が高いにもかかわらず、主婦の味付けに対するこだわりが低いことから味付けがワンパターンであったり、 水っぽくなったりすることが分かった。同社ではここに着目。「炒めた野菜に、さっと一振りするだけで味が決まり、種類も豊富な野菜炒め専用調味料に可能性を感じた」とホールセール事業部 企画第1グループリーダー 桑野純一郎氏は開発の背景を説明する。

 

 「鶏がら醤油味」や「塩にんにく味」、「スパイスカレー味」、「塩チャンプルー味」など8種類のバリエーションがあり、「出現の多いメニューのため、食べ飽きることがないようにした。味のイメージがしやすく、また食べた時にイメージギャップのないものをラインアップしている」と桑野氏。

 

 ただ、新商品は生活者の認知が低く、これまでにない新感覚の調味料のため、トライアルをいかに促進するかもポイントとなってくる。そこで、料理に関心があり、日々のレシピに悩む主婦層のソリューションという点で「同商品のターゲット層とクックパッドのユーザー層が重なると判断して、クックパッドのウェブとモバイルを活用したプロモーションを採用した」と話す。

 

日本食研の『野菜炒め作り』は8種類のバリエーションで展開。「鶏がら醤油味」と「塩にんにく味」が売れ筋だが、夏はチャンプルー系が伸びるなど、季節性や地域性も。ワンパターンに陥っている野菜炒めを食卓の人気メニューに押し上げる。

 

PCとモバイルを併用
認知度アップと口コミを期待

 

 今回のプロモーションの目的は2つ。

 

 露出を高めて商品の認知アップを図ることと、使用感を口コミで広げていくこと。そこで、まずクックパッド上でモニターを募集し、150人に同商品のサンプルを4種類ずつ発送した。そのサンプルで作った料理を投稿してもらって、タイアップ専用ページで公開(3月24日~4月20日)。料理研究家・橋本加名子先生の勧めるレシピも一緒に掲載したところ、期間中約8万PVがあった。

 

 同時にモバイル版タイアップページも開設。クックパッドのモバイルサイト「モバれぴ」は、月間1億PVがあり、非常に影響力のあるメディアになっている。キッチンでレシピを見ながら調理をしている人が多く、スーパーなどの店頭で「モバれぴ」のレシピを検索しながら買い物を決めるという利用スタイルも定着。暇な時にサイトを眺め、作りたいものを考えるという人もいて、購買行動に直結している。

 

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