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第2回

2009年12月15日

地域密着のホクノーを訴求する販促達人のワザに迫る!
「地産地消」を経営指針に大陳コンテストも独自性で入賞常連に

 売上が低迷する昨今、SMの最大の関心事は、集客力と客単価向上を実現するための店舗力の強化であり、店頭の販促ツールは重要なカギとなる。成功店の多くは販促ツール作成の定番ともいえるエプソンの大判プリンター「マックスアート」を利用している。そこに学ぶべきヒントがありそうだ。そこで、エプソンの協力を得て、最新鋭のハイスピードモデル「PX-F8000」を成功店で活躍する販促達人たちに1ヶ月モニターしてもらい、その結果を3回の連載で公開する。

 

 

安くて健康に安心な地元食材で地域との共存共栄を訴求

 

 資本金5億円、従業員数300人(パート・アルバイト含む)の株式会社ホクノーは、札幌市厚別区に6店舗のSMを展開。環境条件が厳しさを増すなか、地域の活性化に力を注ぐ。

 

 旗艦店のホクノースーパー中央店は企業業績の約半分近くを占める重要な拠点で、札幌市営住宅で最大規模となるもみじ台団地群の中央に位置する。以前は2万8000人以上の住民がいたが、2万人に減少し、少子高齢化の波が押し寄せている。閉鎖的な商圏で他店に買い物客が流れることは少ないが、購買力衰退の影響をもろに受ける。

 

 「サプライチェーン内で物販という一部の役割を担うだけのビジネスは限界」と語る野地秀一 代表取締役社長は、ホクノーが地産地消を担うことを経営指針に掲げる。 

 

 野地社長はSMの今後について、得意分野をアピールすることが顧客獲得につながると考え、青果と鮮魚で差別化を図り始めた。安価で安心な食材にこだわりをもつ地元の生産者を探し、産直を武器に品揃えを進める。たとえばトウモロコシは、朝採りのものを生産者の畑へ受け取りに行き、すぐ店頭に並べる。また鮮魚は生のマグロを常に供給する。ホクノースーパー中央店の青果は売上構成比17%を占める。

 

  

 地域密着は、ホクノーの企業精神そのものでもあった。30年にわたって続く夏のイベント「ホクノーまつり」は、もみじ台自治連合会と共同で開催。盆踊りと花火打ち上げを地元に提供してきた。

 

 「ホクノーは自分たちの店、と住民の方々が日頃から感じられるよう手を尽くす」(野地社長)というホクノーは、2006年から告知ツールやPOPの作成にマックスアートを利用してきた。

 

 鮮度のよさを伝える店頭POPなど、情報の即時発信をかなえるには、マックスアートによる内製作業が欠かせないとしている。

 

 POP制作を任されているホクノースーパー中央店の鈴木真美さんは、事務のかたわらマックスアートを駆使している。制作にあたっては、プライスカードも高齢者が見やすい書体にするなど、細やかな配慮をしていると語った。

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