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第4回

2010年10月7日

変わりゆくチラシ

 本連載の最終回である今回は、各チェーンのチラシの変化を紹介しつつ、社会やライフスタイルとともにチラシの位置づけ・役割がどのように変容してゆくのかを総括したい。

 

 

チラシ内容の変化
-絞り込みと生活防衛意識-

 

 まずはチラシ表現の変化を見てみる。関東のスーパー13チェーンの2010年21-24週のチラシ120枚について、タイトル、キャッチコピー内の頻出単語(40回以上)を前年同期間と比較した。

 

 「限り」の出現回数が大幅増でランキングトップ、「円均一」も回数増。「夕方」「日限」はランクアップ。ランク外では「日替」「時から」は増え、「日間限」は減っており、売り出し期間全体にわたる来店喚起から、「ある日、ある時間帯だけのお得」を集中的にアピールするようになってきているといえる。また、「生活応援」が23回から5回に減ったのが目立った。

 

 次に商品カテゴリに関し、全国61チェーンの2010年上期6ヶ月の掲載商品(食品、日用品)をJICFS小分類別に集計し、前年同期間と比較した。構成比2%以上の小分類13項目で全体の66%を占めている。

 

 掲載件数増加は、麺類を筆頭に、アルコール飲料、菓子が続く。掲載件数減少は、畜産、惣菜類が著しい。価格上昇は、惣菜類、次いで畜産。加工食品は全般に値上げ傾向。価格下降は、アルコール飲料・清涼飲料、農産・水産。特に農産は低価格アピールの傾向が強い。他に化粧品が5%、家庭用品が10%、価格下降している。

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