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第12回

2011年7月29日

レジ待ちストレス解消策のいろいろ

矢矧 晴彦

セルフチェックアウトレジの普及

 

 日本でも大型店舗にて、セルフチェックアウトレジを見かけるようになってきた。

 

 アメリカやヨーロッパでは、それ以前から導入が進んでおり、大型店だけでなく、小型店にも導入されている。欧米では日本と比較すると、 購買頻度が低い代わりに、客単価が高く買上数量も多い。そのため一人の顧客がレジで精算するのに要する時間が長く、チェックアウトに要する時間が長いことへの不満が高かった。そこで、買上数量が少ない顧客への優遇や、自分でスキャンすることでの不満の解消を目論んで、セルフチェックアウトレジが導入された。

 

 当初は、通常のレジと比較して初期投資が高いことや、顧客側の不正が増えることなどの問題点が懸念された。しかし現在では、チェッカー人件費が削減できること、不正は通常レジと同等または低い(欧米の場合)ことが分かってきて、普及に弾みが付いている。

 

Tesco社のベルトコンベアー型セルフチェックアウトレジ
出典:Tesco PLC

 

 セルフチェックアウトレジ導入での課題とその解決策については、私の連載第8回目をご覧ください

 

 今後もセルフチェックアウトレジの導入は増えるであろうし、またそれ以外の手段によるレジ待ちストレスの解消策の導入もいくつかの施策が試験的に行われている。そこで今回はそれらを整理してみたい。

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