【ゲンキー】営業利益は1.5%増、6月期本決算

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 北陸・東海地方が地盤のドラッグストア、ゲンキー(福井県坂井市)が発表した2010年6月期連結業績は、売場面積750坪(約2475平方メートル)の「メガドラッグストア」と呼ぶ大型店など9店舗を新設(小型店4店舗を閉鎖)した効果に加え、既存店ベースの売上高も前期比1.8%増と堅調だったことから、売上高は11.7%増の412億円と2ケタの増収を達成した。

 商品別では食品が15.2%増の199億円と大きく伸びて、全体の48.3%を占めた。化粧品は6.8%増の75億円、医薬品は6.2%増の57億円だった。

 利益率の低い食品の売上構成比が増えたことや価格競争の激化から売上総利益率は21.2%と0.4ポイント低下、営業利益は1.5%の微増で9億円となった。

 期末店舗数はメガドラッグストア45店舗、通常のドラッグストアが19店舗で、売上構成比ではメガドラッグストアが91.2%を占めた。

 今期は10店舗の出店を計画しており、11年6月期の業績は売上高471億円(14.3%増)、営業利益9億円(2.5%増)、純利益6億円(3.2%減)を見込んでいる。

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