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2018年4月19日

【英テスコ】
18年2月期の営業利益は80%増、業績回復鮮明に

 英スーパーマーケット最大手のテスコが発表した2018年2月期の営業利益は、前期比80.6%増の18億3700万ポンド(約2755億円)だった。本国イギリスでの営業建て直しやコスト削減効果で業績の回復が鮮明になってきた。

 

 同社はアルディ、リドルなどドイツ系食品ディスカウンターにシェアを奪われ、15年2月期に57億ポンドの営業赤字を計上するなど深刻な業績不振に陥った。14年に就任したCEO(最高経営責任者)のデイブ・ルイス氏は、本部人員の削減などコストカットを進める一方、店舗従業員を増やしてサービスを強化。また、店頭のアイテム数を絞り込んで売価を引き下げ、価格競争力を強化した。

 

 こうした施策が奏功して、18年2月期第4四半期(17年12月から18年2月)まで、英国の既存店売上高は9四半期連続のプラスとなるなど好調が続く。18年2月期通期の既存店売上高は、英国・アイルランドが2.3%増、中央ヨーロッパが0.3%増だった。一方、アジアは10.0%の大幅なマイナスとなった。タイで大量値引き販売や割引クーポンの発行を抑えたことで、客数が減少したことが響いた。

 

 セグメント別の営業利益は、英国・アイルランドが11億9900万ポンド、中央ヨーロッパが2億1200万ポンド、アジア(タイ・マレーシア)が2億7700万ポンド、金融事業のテスコバンクが1億4900万ポンドだった。

 

 テスコは3月、英食品卸大手ブッカーグループの合併を完了した。総額37億ポンドの大型買収は、初年度で6000万ポンド、2年目で1億4000万ポンド、3年目で2億ポンドの税前利益引き上げ効果があるとテスコでは見込んでいる。

 

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