【ローソン】子会社の不正資金流出問題で対策の経過報告

2010/03/12 16:23
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 ローソンは3月11日、2月9日に公表したチケット販売子会社であるローソンエンターメディア(LEM)の元取締役2人による巨額の不正資金流出問題について、その後の対策に関する進捗状況を明らかにした。

 再発防止策としては、管理本部および担当役員に権限が集中していたことが不正行為発生の要因の一つだったため、同本部を経理本部、総務本部など4つに分け、それぞれに責任者を配置することで部門間に牽制機能を持たせた。また、外部への支払い業務について監視体制を強化した。

 被害予想金額については最大で150億円と2月9日時点での公表と変わらないが、2010年2月期の業績に与える影響については現在も精査中で、3月中をめどに公表する。

 一方、不正流出問題で辞任した元専務と元取締役に関しては、3月4日に東京地検特捜部に告訴状を提出した。

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