【イトーヨーカ堂】生活雑貨店をロフトと共同開発、2年で10店舗

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 イトーヨーカ堂は同じセブン&アイ・グループ傘下のロフトと組んで30~40代の女性をターゲットとした生活雑貨専門店「タノシア(tanosia)」の展開を始める。1号店はヨーカ堂の総合スーパー「エスパ川崎」(川崎市)の1階に9月18日にオープン、2011年2月末までに首都圏のヨーカ堂店舗に3店導入、12年2月末までには計10店舗を出店する予定だ。

 18日にオープンする「タノシア エスパ川崎店」は売場面積約920平方メートルで、文具雑貨(約1万2000アイテム)、健康雑貨(約7000アイテム)、バラエティ雑貨(約3000アイテム)、家庭用品(約3000アイテム)など計約2万5000アイテムを取り揃える。商品の約6割はこれまでヨーカ堂店舗では取り扱ったことのないものになるという。

 イオンも元ロフト社長の安森健氏をアドバイザーに迎え、今年4月から生活雑貨店「R.O.U」の展開を始めており、総合スーパーのライバル同士が共にロフトのノウハウを活用しながら、住居関連商品売場のてこ入れを図ることになる。

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