【米ダラーゼネラル】既存店9.5%増と好調で、営業利益は64%増に

2010/04/05 16:10
Pocket

 米1ドルショップ(バラエティディスカウントストア)最大手のダラーゼネラルが発表した2010年1月の業績は、既存店売上高が9.5%増と大きく伸び、営業利益は前期比64%増の9億5300万ドル(約895億円)、純利益は前期比3倍強の3億3900万ドル(約318億円)と大幅な増益となった。09年1月期も既存店売上高は9.0%の増収を記録しており、節約志向を背景として最寄り品を低価格でかつ時間をかけずに購入できる便利さが消費者に受けている。通期で500店を新設(34店を閉鎖)し、売上高は13%増の117億ドル(約1兆1000億ドル)、期末店舗数は8828店となった。

 

 同社は過剰な出店投資などから業績が悪化し、2007年には投資ファンドのKKR(コールバーグ・クラビス・コバーツ)に買収されたが、短期間での再建に成功し、09年11月にニューヨーク証券取引所に株式を再上場した。

 

 11年1月期は新規出店を600店に増やし、500店舗を改装または移転する。売上高は8~10%増、既存店売上高は4~6%増を見込み、営業利益は15~20%の増益を予想する。

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態