【米ウォルマート】英アズダの出店計画表明、今後5年で250店

2010/04/19 16:32
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 米ウォルマート・ストアーズは英国子会社、アズダの成長戦略を発表、今後5年間で250店舗を新設する計画を明らかにした。内訳は小型のスーパーマーケット100店舗と衣料品や住居関連商品など非食品に特化した「アズダ・リビング」150店舗。

 

 同社は現地時間の4月16日、「アズダ・リビング」の25店舗目をオープンさせた。今後5年間は年25店舗のペースで出店し、非食品分野で国内シェアナンバーワンを目指す。また、「アズダ・リビング」での主力商品となっている衣料品のプライベートブランド「ジョージ」については、インターネット通販サイト「ジョージ・ドットコム(george.com)」での販売を強化。ネット通販の売上比率を2013年までに最低10%に引き上げる。 

 

 一方、小型のスーパーマーケット業態を新たに開発して、出店を加速。食品販売では「明確な市場2位」のポジションを目指す。

 

 アズダは英国で374店舗を展開、テスコに次いでスーパーとしては第2位の位置にある。元々は食品と非食品を総合的に扱う大型店を主力としてきたが、英国では日本と同様に大型店の出店規制が厳しいこともあり、食品と非食品それぞれに特化した業態に分け、出店のスピードを上げていく。

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