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2018年3月1日

〈特別企画〉ホームセンターバイヤーが選ぶ年間ヒット商品2018
ガーデニング:薬剤部門、肥料部門、園芸(農業機器)部門

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 マーケット&プロダクト


「簡単」に使える充電式の草刈機

 

 工進の「スマートコーシン」シリーズの充電式草刈機は、「簡単」、「パワフル」、「お求めやすい」をキーワードとする注目製品だ。家庭菜園やガーデニングといったシーンで手軽に草を刈れ、女性を中心に強い支持を獲得している。

 

 金属の丸鋸を回転させるチップソー式と、ひも状のナイロンで草を刈るナイロンコード式の2種類をラインアップしている。チップソー式は、用途に応じ、36Vと18Vの2タイプのモーターから選べる。ナイロンコード式は18Vのみ。

 

 一般に、草刈機(刈払機)といえばエンジンを搭載したタイプが主流で、いまも圧倒的なシェアを誇る。とはいえ使用するには、燃料のガソリン、または混合ガソリンを入れなければならないことに加え、定期的なメンテナンスも必要とする。これに対し、工進が採用する充電式はバッテリーを装着するだけで「簡単」に使うことができるため、年々、需要が拡大している。

 

 ただ充電式の弱点は、パワー面で劣ることだ。これに対して工進は、独自の技術、設計で、日常的な使用に十分、耐えられる力強い駆動を実現した。実際に購入したある男性は「中速(の設定)で、エンジン式と同じくらいの使用感がある」と満足気に話す。

 

 同等のスペックを備える充電式草刈機と比べ、約半額と、「お求めやすい」価格も魅力。また住宅地でも安心して使える静音性も大きな特徴となっている。

 

 工進では2018年、さらに拡販する計画といい、HCの仕入れ担当者からの期待は高まっている。

 

 メーカー(担当者)のコメント


独自の技術開発で使い勝手のよい商品を提供し続ける

 

商品戦略推進室 係長
吉原慎一郎氏

 当社にとって初めてのカテゴリーとなる草刈機を開発するに当たり、市場に流通するあらゆる製品を実際に手に取り分析、研究に研究を重ねました。そうして完成した当社の製品は、多くの方に満足いただける製品になったと自負しています。

 

 初めて使用するお客様に安心して使って頂きたいと考えた製品であるため、第一に考えたのは、安全面。草を刈る部分にある飛散防止カバーを一般品よりも大きくし、作業時に石などが飛んでくるのを防いでいます。また女性の手にもフィットしやすいよう、モーターを稼働させるグリップを小さくしました。収納や乗用車での持ち運びも簡単に行えるよう、本体は分割できる構造を採用しています。もちろん従来の草刈機よりもパワー面を強化、使い勝手のよい製品に仕上げました。

 

 2017年3月、満を持して発売を開始したものの、当初は苦戦しました。従来の充電式草刈機のイメージが強く、とくに性能面で期待する人は多くなかったからです。これに対し、当社ではHCの担当者様に、当社の製品を実際に体験してもらうほか、価値を訴求する活動にも力を入れたことで徐々に動き始め、現在は好調に推移しています。

 

 当社では今後、草刈機のようにバッテリーで動く製品を順次、投入し「スマートコーシン」シリーズの拡充を進めていく方針です。今年3月には、シリーズ第2弾となる、充電式の噴霧器を発売する予定です。

 

 これからもお客様の困り事、不満を解消するような製品開発に力を入れることで、新たな市場を創造、ひいてはHC企業様の売上、利益に貢献できればと考えています。

 

(商品戦略推進室 係長 吉原慎一郎氏)

 

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