ホーム   特集&連載    DRMオンライン・ピックアップ    ダイヤモンド・ホームセンターView Point 
記事タイトルバナー
2018年3月1日

[プロユース]
トレンドを意識した新発想の商品投入で活性化するワーク関連部門

Diamond Home Center

●ワークウエア●

 人気ブランドに新商品続々登場、空調服への参入も本格化

 

● 機能性と着やすさデザイン性が重視される

 

着こなしイメージを訴求するコーコス信岡の展示会
拡大画像表示

 ワークウエア部門では、カジュアル性、ファッション性へのニーズがとくに高く、メーカー各社もこうしたトレンドをリードするかたちでシーズンごとに新機軸を打ち出している。

 

 コーコス信岡では2016年秋発売のカーゴパンツ「GLADIATOR® GCARGO(Gカーゴ)」や、17年春に発売したカジュアルかつ動きやすいアウター「G‐SPORT(Gスポルト)」など、多くのブランドが大ヒット商品に成長。いずれもカジュアルなスタイルと優れた機能性が特徴だ。

 

日本プロテクティブスニーカー協会

プロテクティブスニーカー「JSAA規格」が改定
「ブーツタイプ」を加えたより広範囲の認定制度に

 

● ブーツタイプ認定を追加、試験方法も統一

 

 最近の安全靴市場においては、安全性へのニーズが高まると同時に、他のワークウエアや用品などと同様、カジュアル志向が強まっており、デザイン性に優れたプロテクティブスニーカー市場は拡大傾向にある。このプロテクティブスニーカーは、公益社団法人日本保安用品協会の「JSAA規格」によって規格が定められている。

 

 この規格は、2010年6月に第一号制定された。従来の規格は、「甲被に人工皮革やビニルレザークロスを使用し、つま先に金属や硬質樹脂製の先芯を装着することで、着用者のつま先を保護する安全性を持ったスニーカータイプの製品」が対象とされてきたが、これが17年11月に改定されている。

 

 主な改定ポイントの1つ目は、新たにゴム長タイプ、長物タイプも規格の範疇となり、従来の「プロテクティブスニーカー」に加えて「プロテクティブブーツ」が追加された点。

 

 2つ目は甲被の素材について、従来の「革製、人工皮革製、ビニルレザークロス製」の3種類から「革製、人工皮革製、合成皮革製、編物製、プラスチック製、ゴム製」の6種類に拡大された点。さらに3つ目として、従来は甲被の素材ごとに異なる試験を実施してきたのに対し、改定後は統一した試験方法を採用することにした点だ。

 

 今後さまざまな新素材が開発されていくことを想定し、そのつど規定を見直すのではなく、統一された規定をクリアすれば規格品として認定する方針を打ち出したことになる。

 

● 認定合格品タグの発行枚数は大幅に増加

 

 以上の改定を受けて、認定商品について発行される「型式認定合格品タグ」のデザインも一部変更された。すでに定着した表面のデザインは変更せず、裏面のデザインにはブーツタイプの製品のイラストが追加されている。

 

 また、このタグは、安全への意識やニーズが高まるなかで認知拡大や普及が進んでおり、発行枚数も増加傾向にある。さらに今回の規格改定によってカバーする範囲が広がったことで申請件数が増加し、17年には発行枚数が大幅に増える見通し。いまや「JSAA」規格は、安全靴の規格である「JIS規格」とともに重視され、企業で購入を行う場合の指標として定着している。

 

 日本プロテクティブスニーカー協会でも、毎年1回、認定品のほか、非認定品を含む市販製品をランダムに購入し、試験を行う実態調査を実施している。こうした地道な活動も、制度の普及や信頼性向上につながっている。

 

DRM online 関連記事

Special topics