【マクドナルド】上半期営業益52%増の146億円、過去最高を記録

2010/08/05 14:59
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 日本マクドナルドホールディングスが発表した2010年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結業績は、営業利益が前年同期比51.8%増の146億円となり、上半期としては過去最高益を記録した。24時間営業店やドライブスルー併設店の拡大、今年1月から投入した「テキサスバーガー」などのBig Americaシリーズのヒットなどで既存店の客数が3.1%増加、客単価は0.3%の微減だったものの、既存店ベースでは2.8%の増収となった。

 

 連結売上高は11.1%減の1636億円に落ち込んだが、これは直営店からFC(フランチャイズチェーン)店への切り替えを進めているためで、FC店を合わせたチェーン全店売上高(システムワイドセールス)は2.9%増の2682億円とこちらも過去最高を更新した。

 

 今期は老朽化した店舗や不採算店など433店舗を閉鎖する計画(上期中に211店舗の閉鎖を実施)で、それに関連する特別損失として105億円余りを計上したことから純利益は58.7%減の20億円となった。

 

 6月末時点での店舗数は3484店舗(直営1509店舗、FC1975店舗)で、昨年12月末時点に比べて231店舗減少した。

 

 10年12月期通期では売上高3130億円(13.6%減)、営業利益260億円(7.3%増)、純利益58億円(54.7%減)を見込んでいる。

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