【外食産業】11年の市場規模は2.4%減の31兆8547億円の見込み

2011/10/07 10:55
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 調査会社の富士経済の予測によると2011年の国内外食産業の市場規模は前年比2.4%減の31兆8547億円となりそうだ。東日本大震災の影響で営業時間短縮や食材調達難などの影響を受けたほか、節約志向の高まりで需要が落ち込んでいる。また、低価格業種に客の流れがシフトしていることも市場規模の縮小につながる。

 

 10年の市場規模は0.9%減の32兆6360億円で、リーマンショックのあった08年以来、3年連続の減少となった。全14分野のうちプラスとなったのは、牛丼店やセルフ式そば・うどん店の出店ラッシュがあったファーストフードとテイクアウトフードの2分野だけだった。

 

 11年もファーストフードはプラス成長が見込まれるが、10年の3.2%増に比べて伸び率は1.1%増に鈍化しそうだ。

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