【イオン】総合小売りと専門店は営業赤字、ディベロッパー事業が健闘

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 イオンが発表した2009年3-5月期の連結業績は、総合小売事業と専門店事業の不振などから営業利益は前年同期比61.5%減の87億円だった。米専門店子会社タルボットが「ジェイ・ジル」ブランドを売却したことに伴う損失など70億円の特別損失を計上したことなどから、純損益は24億円の赤字(前年同期は92億円の赤字)となった。売上高に当たる営業収益は1兆2457億円で2.6%減った。

 セグメント別の業績ではイオンリテールの既存店売上高が5.8%落ち込むなど総合小売事業の営業利益は66億円の赤字(前年同期は9億円の黒字)、専門店事業も衣料品販売の不振などから営業利益は36億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)と共に足を引っ張った。イオンモールなどディベロッパー事業は堅調で営業利益は7.0%増の92億円だった。イオンクレジットサービスなどサービス事業は23.0%の減益ながら92億円の営業利益を上げた。

 10年2月期通期の業績見込みは従来予想を据え置き、営業収益は前期並みの5兆2400億円、営業利益は4.5~12.6%増の1300億~1400億円、純利益は75億~150億円(前期は27億円の赤字)とした。

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