【ユニー】中間期は26億円の最終赤字、単体では営業赤字転落

2009/10/05 17:34
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 ユニーが発表した2009年8月中間期(3-8月)の連結業績は、総合スーパー事業の不振とコンビニエンスストア事業の伸び悩みから、営業利益は前年同期比57.7%減の93億円、最終損益は26億円の赤字となった。売上高に当たる営業収益は3.6%減の5700億円だった。

 同社は9月24日に業績予想の下方修正を発表しており、2010年2月期通期でも最終損益は10億円の赤字(前期は53億円の黒字)となる見込み。営業利益は219億円(45.5%減)を見込む。

 ユニー単体の2009年8月中間期は既存店売上高が前年同期比6.1%減と計画を3.7%下回り、11億円の営業赤字に終わった。イトーヨーカ堂も8月中間期で営業赤字を計上しており、大手スーパーの不振は深刻だ。

 ユニー単体の下期の既存店売上高は5.5%減を見込んでおり、09年2月期通期では33億円の営業黒字を確保する見通し。

 傘下のサークルKサンクスが発表した09年8月中間期の連結業績も、営業利益が30.0%減の95億円と落ち込んだ。チェーン全店売上高は1.9%減の4675億円、既存店売上高は3.3%のマイナスだった。

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