【イオン】「海のエコラベル」付き商品を拡充、20日から販売

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イオンはプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の「海のエコラベル」付き商品を拡充して、10月20日からグループの総合スーパーや食品スーパーなど約1200店舗で順次販売する。

 「海のエコラベル」は国際的なNPO(非営利活動法人)である「海洋管理協議会(MSC、本部・英国)」が認証するもので、限りある水産資源を守るために、適切に管理され持続可能な漁法で獲られた水産物であることを証明するもの。水産資源保護に対する消費者意識が高まっていることから、ヨーロッパではMSC認証の取得が盛んになっている。

 イオンでは今年5月に「海のエコラベル」付き商品を国内事業者としては最多の7品目17種類に拡大したが、今回はさらに「油カレイみりん」や「サバ西京漬」など4品目を加え、11品目22種類に増やす。

 MSC漁業認証を受けた水産物に「海のエコラベル」を付けて販売するには、加工・流通過程の認証「MSC-CoC」を取得する必要がある。イオンは2006年に日本の小売業として初めて同認証を取得、現在は子会社のイオン北海道、イオン九州、マイカルも取得している。

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