バローが2011年4~9月期の連結決算を発表、53%の営業増益も通期見通しは据え置き

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 食品スーパー大手のバロー(岐阜県多治見市)が発表した2011年4~9月期の連結決算は、営業利益が従来予想より3億円多い72億円(前年同期比53.3%増)と好調だった。粗利益率が改善したことに加えて、経費削減効果で利益が大きく伸びた。

 ただ、下期の経済環境の見通しが不透明なことから12年3月期通期の営業利益は14.2%増の141億円と従来予想を据え置いた。

 4~9月には食品スーパー11店舗のほか、ドラッグストア5店舗を新設。店舗数は会社トータルで500店舗を超え、509店舗となった。

 下期以降も積極的な出店を継続、今期は食品スーパーだけで19店舗を新設する計画だ。こうした出店効果もあって12年3月期の営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は10.6%増の4195億円と初めて4000億円を突破する見通しだ。

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