グローウェルHD、医薬品卸のメディパル、調剤薬局のクオールと提携

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 イオン系ドラッグストアのグローウェルホールディングスは1月29日、医薬品卸最大手のメディパルホールディングス、調剤薬局大手のクオールとの3社間で業務提携を結んだ。ドラッグストアと調剤薬局を組み合わせた新型店舗の開発に共同で取り組むほか、薬剤師教育の共有化、プライベート・ブランド商品の相互供給と開発、複数の診療所と調剤薬局などを集積する医療モールの開発などを進める。

 グローウェルHDはウエルシア関東、高田薬局、寺島薬局などを傘下に持ち、イオンが29.35%を出資する筆頭株主。メディパル(2009年10月1日付けでメディセオパルタックホールディングスから社名変更)はクオールに31.88%を出資する筆頭株主だが、子会社化はしていない。また、クオールには三菱商事が20.66%を出資する主要株主となっている。

 イオンと三菱商事は08年12月に包括業務提携を結び、09年8月には三菱商事系のテレビ通販会社をイオンが連結子会社化するなど関係を深めている。

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