【ヤオコー】上半期の営業利益は3.6%減、予想よりも上ぶれ

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 食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)が発表した2010年度上半期(4~9月)の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比5.0%増の1075億円、営業利益が3.6%減の43億円だった。

 

 従来予想を営業収益が約12億円、営業利益が4億円上回った。4月から7月までは既存店の前年割れが続いたが、猛暑効果などで8月は0.2%増、9月は3.3%増と既存店が前年比プラスとなったことで、売上げ、利益とも予想より上ぶれした。

 

 期中に3店舗を開設して、店舗数は107店舗となった。埼玉を地盤に群馬県や千葉県に店舗網を広げてきたヤオコーだが、10月26日には「ヤオコー相模原下九沢店」(相模原市)を神奈川県下に初出店、11月中旬には東京都内で3店舗目となる八王子並木町店(八王子市)をオープンする。

 

 10年度通期(11年3月期)の業績は、営業収益2170億円(前期比5.1%増)、営業利益91億円(6.1%増)、純利益49億円(3.0%増)の増収増益を見込む。

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