ドン・キホーテ、営業益22%増の210億円、過去最高を更新

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 ディスカウントストア大手のドン・キホーテが発表した2010年6月期連結決算は、営業利益が前期比22.7%増の210億円と2年ぶりの増益となり、過去最高益を更新した。総合スーパーの長崎屋の不採算店閉鎖、ディスカウント店への業態転換を進めた結果、全体の経営効率が改善したことも増益要因となった。

 既存店は1.5%の減収だったが、新店効果で売上高は1.4%増の4875億円となった。

 ディスカウントストア事業は長崎屋からの業態転換もあって売上高は11.4%と大きく伸び、営業利益は165億円となった。一方で、総合スーパー事業の売上高は39.1%減の540億円で、2億円の営業赤字だった。

 11年6月期は売上高5100億円(4.6%増)、営業利益230億円(9.2%増)、純利益116億円(13.3%増)を予想しており、売上高が初めて5000億円を突破、過去最高益を更新する見通しだ。

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