オークワ、3~8月期の営業利益は予想上回る30億円に、27%増

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 準大手スーパーのオークワ(和歌山市)は9月26日、2011年3~8月期の連結営業利益が前期比26.7%増の30億円になったようだと発表した。従来予想を2億5000万円上回る。

 震災後の防災関連商品の売れ行きが好調に推移したほか、例年より早い梅雨明けなど天候要因で季節商材がよく売れた。この結果、前年比微減を見込んでいた既存店売上高が1.1%のプラスとなった。特別損失の額が期初の想定より少なかったこともあり、純利益は従来予想の2倍強の8億4000万円(前期比21.4%減)となった。売上高は4.4%増の1481億円で、従来予想より28億円多かった。

 円高進行や増税懸念で個人消費の動きが不透明であることから、12年2月期通期の連結業績については、営業収益2985億円(前期比2.9%増)、営業利益70億円(7.8%増)と従来予想を据え置いた。

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