【マクドナルド】営業益281億円で上場以来最高益を更新

2011/02/07 10:05
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 日本マクドナルドホールディングスが発表した2010年12月期の連結業績は、既存店が前年同期比4.5%増と好調に推移し、営業利益は16.1%増の281億円と上場以来最高益を更新した。これで既存店の前年比プラスは7年連続、営業増益は5年連続となった。

 

 大型のハンバーガーを期間限定で販売する「ビッグ・アメリカ」キャンペーンやチキンを使った新商品がヒットした。この結果、フランチャイズ店を含む全店売上高は2.0%増の5427億円と過去最高を記録した。

 

 老朽化した店舗など全体の1割強に当たる433店舗を閉鎖、フランチャイズ店への移行で直営店が減少したこともあって、売上高は10.6%減の3237億円だった。店舗閉鎖に関わる特別損失を計上したことから、純利益は78億円と38.6%減った。

 

 11年12月期はドライブスルー店舗や都心の新型店舗を増やす一方、引き続き直営店のフランチャイズ化を推進するため、売上高は6.0%減の3045億円を見込むが、営業利益は292億円(3.8%増)、純利益は137億円(74.2%増)と増益になる見通し。

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